労働時間

1997年の調査によると、アメリカ人の平均労働時間(1966時間)は日本人の平均労働時間(1889時間)を二週間ぶんも上回っています。先進国の中で労働時間が増加しているのはアメリカくらいだとか。それをネットで調べてみたら有元美津世のアメリカ西海岸便りというページに

「日本は残業が多い」とか、「アメリカ人は早く家に帰れていい」とか言う日本人がいるが、多くの日本人は、ただ単に働き始める時間が遅いだけだ。朝の10時から働き始めれば、夜の10時まで働いても12時間。私の周りにいる朝7時から夜7時まで働くアメリカ人と同じ労働時間である。朝7時から出勤していれば、午後3時、4時以降は、すでに残業である。夜の9時、10時に飲みに行く代わりに、彼らは朝の7時にブレックファーストミーティングに出席しているのだ。
ということが書いてありました。そうそう、日本人には夜型が多いですよね。他のページにはアメリカ人の週平均賃金支払い労働時間は34.6時間だとありましたが、1966÷34.6=56週間? 計算が合わないので、おそらくアメリカ人は賃金支払いのないサービス労働をものすごい量やっているのではないでしょうか。実際、1966時間÷8時間÷週5日=49.2週間なので、アメリカ人には大型連休は無いということなんでしょう。そういえばサンクス・ギビングの数日間とクリスマス〜正月の一週間くらいしか連休ってなかったかも。

ところで、アメリカの法律で定められた労働時間超過は「二週間で80時間まで」だそうだけど、それって限度いっぱい働いたら一週間で8時間×5日間+80時間÷2=80時間。一日11.4時間を週7日間ぶっ続けかぁ。キツイですね。