センター試験のミス

毎年のようにセンター試験ではチャイムが鳴らなかったり出題ミスがあったりして問題になります。今回も「チャイムが鳴らなかったせいで1〜2分試験時間が短くなった。どうしてくれるんだ」という苦情が試験センターに保護者からあったりしたのだそうです。試験を受けている本人にとっては大切な1分間かもしれません。でも、80分間あった外国語試験が79分間になったことで一生が台無しになってしまうと感じるようなヤワな人は、たとえ今回その1分間があったとしても別の機会にしくじるんです。

受験はいま考えれば、それ以降に待ち構えているもっと大きなハードルに対する準備運動みたいなもんなんですね。そんな柔らかなハードルで大騒ぎするんじゃ、もっと窮地に立たされることに耐えられないんです。なにごとも前向きに感じるようにしないと乗り越えていけませんよ。・・・なんだか場末の赤チョウチンに居るおっさんの説教みたい。