ジャパニメーションの危機

アメリカ国内で韓国製アニメ映画「ワンダフルデイズ」が公開されたそうです。映像もきれいだし、ストーリーも面白そう。もともと日本のアニメーション産業の下請けとしてセルアニメを描き続けていた韓国スタッフが、日本からわたってきたアニメの技術や表現手法を身につけ、今度は自分たちの表現をし始めたのでしょう。

地味なアニメーターとしての仕事を嫌って韓国に外注していた日本のアニメーション業界には、きちんと生きた動きが描ける若手が減っているそうです。日本がアメリカから自動車作りを学びアメリカ進出したのと同様に、韓国が日本からアニメやゲームの作り方を学び、日本に進出してくるのはまもなくです。現にネットワーク・ゲームの分野ではリネージュラグナロク・オンラインなどで韓国が世界をリードしているみたいです。製造業を中国に取られ、ゲームとアニメを韓国に取られ、これこそニッポンというお家芸をまた失ってしまわないか心配です。ホンダとソニーがかんばっている家庭用ロボットだって、いつモノになるか分からないし・・・。