未来派

久しぶりにauDoCoMoVodafoneの三者のホームページを見てみました。一週間程度の短期帰国の時に便利なケータイレンタルがないかと思ったんです。・・・が、短期で使えそうなのはVodafoneauプリペイドくらい。しかも一週間だけ使うには登録やなんかの手間や時間もかかるし費用も高すぎました。ちょろっと使うには不便みたい。

それにしても、ケータイってのはもっとかっこいいもんだと思っていたのに、新製品のカタログを見ると、なんだかかっこわるいものばかり登場しているような気がします。デザインが変わったのは分かります。以前と違うデザインになって、それをかっこいいと感じることができれば魅力的なんでしょうが、なんだか鉄人28号マジンガーZの世界に出てきたようなコントローラのような雰囲気がぷんぷんしています。

僕は「昔の人が夢見ていた未来(具体的には20世紀初頭の未来派と呼ばれる人々が提唱していた世界)」というデザインは好きだったんですが、時代が追いついてきて昔考えられていたものの多くが実現可能になってきた現在、だんだんとそういったものへの興味が失われてきたようです。21世紀初頭の、現在の未来派が考える未来というものにより興味が移ってきたのかもしれません。もしかしたら、自分がいろいろなことを実現するということに現実味を感じられなかった(=誰かが作ろうとしていた未来をわくわく見ていた)子供時代が終わった、ということなのかもしれません。つまり「これはかっこいい」と思えるものがなくなってしまったので、自分で作るしかない時期が来た、ということなのかも。