メモ用紙に最適な紙サイズは?

メモといっても「集合場所の地図」のように一回限りで捨ててしまうものもあれば、「会議のメモ」のように後々にも参照したいものがあります。一回限りで捨てるものはポストイットにでも書いて、使用後は捨ててしまえばいいですし、あとで参照するのが分かっていればA4紙に書いておいてバインダーに保管しておけばいいのです。要点をまとめてからテキストファイルに入力して保存しておけば内容検索もできて便利ですが、それは別の話。問題なのは「企画のアイデア」のような、あとで使用するかどうか分からない中途半端なものです。できればスケジュール管理なんかもいっしょにできるとありがたいのですが、そういったメモはどの大きさの紙に書くのがいいのでしょうか。

僕は日本にいたときは何をメモするにもA5ルーズリーフのバインダーを使っていました。スケジュールに関してはいろいろと試していましたが、A5との親和性の高い超整理手帳あるいはルーズリーフ的なシステム手帳が良いようでした。ところが、カナダに来てからはこれといって使いやすいものが見つかりませんでした。北米ではISO規格の用紙サイズが浸透していないので、用紙サイズに統一感がなく、あるメーカーでは入手できるのに他のメーカーでは入手できない紙なども多いのです。ルーズリーフに関しては、穴の大きさや位置が異なるのも問題でした。

で、目を付けたのがバイブル・サイズのシステム手帳。この紙サイズは少なくとも日本・北米・欧州で標準化されているので、どの国に行っても入手することができます。品質にこだわらなければどんな文具店に行っても罫線リフィルくらいは売っています。リフィルの横幅が多少違うもの(BindexやFilofaxは95mm、Quo Vadisは100mm、Franklin Plannerは108mm)もありますが、穴の位置や紙の縦幅(171mm)は統一されています。これならいいかも。個人的には121mm×171mmのA4相似サイズのものが使いやすそうだとは思いますが。