色気がない

Intelベースの開発者向けPowerMacの写真が載っているサイトがありました。外側は現行型のPowerMacG5と同じだそうですが、起動時にBIOS画面が出せたり、なんだか色気がないです。Appleのマシンは昔からできるだけ中身を見せず、チラリズムでやってきたようなところがあるのです。外をきれいに着飾っていて、ガードが堅いのです。ハードウェアや設定の細かいところをチラリチラリと覗くのは、まるで高架橋の下のじめじめしたトンネルに落ちていたヤングマガジンでおっぱいぽろりを見てしまった少年の気分。あるいは日曜洋画劇場で濃厚なキスを見てしまった少年の気分。見てはいけない、でも見たい。ところがBIOS設定まで見られると「無修正のエロ本が学校前のコンビニに売っていた」あるいは「保健体育の時間に分娩の教育ビデオを見せられた」ような気分になります。