新幹線の騒音問題

朝日新聞「トンネルドン」抜けろという記事が新幹線の騒音を取り上げていて、面白かったのです。環境庁によって定められた騒音基準は「25m離れた位置で75デシベル以下」だとのこと。このデシベルがdBAなのかdBCなのかdBSPLなのかわからないので何とも言えないのですが、各国の中で最も厳しい数字なのだそうです。その数字を達成するために「フクロウの羽」や「カワセミのくちばし」などの自然界の形も研究しているのだそうです。

いま問題にされているのがトンネルに入るときに起きる低周波音、通称「トンネルドン」だそうです。20Hz以下の音なので、腹にズンと響く衝撃のように感じるものです。先頭車両の先端の形によっていろいろと音質も変化するのでしょう。こういう騒音研究に関しては日本はかなり先端を行っているようなのですが、それでも難題だとのこと、よほど難しいんでしょうね。