Music Baton

想像もしていなかった方面からミュージック・バトンが届きました。ありがたいことです。しかも「音響心理学の観点から語って欲しい」ようなことを言われてしまいました。どないせえっちゅうねん。

コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
いま自分のコンピュータの中には100MBも入ってないはずです。全部自作曲ばかり。研究室のマシンとiTunesで共有しちゃっているので、そっちのデスクトップ・マシンに曲は突っ込んでおいて、それを無線経由で聴く、ということをやっているのです。ちなみにそのサーバー・マシンには3GBくらい。家の外付けハードディスクには40GBくらい入ってます。携帯型MP3プレイヤーには80MBくらい。ディスク容量の関係でレンタルからエンコードしたものは消してしまったので、ぜんぶ自分で買ったCDからエンコードしたものなのです。CDは段ボール数箱分を日本の実家に置いてあります。
今聞いている曲
ちょうどさっきまで聴いていたのが、ナムコXEXEXというゲームのアレンジ版でした。「Perfect Selection XEXEX」というもの。
最後に買ったCD
去年秋頃に出たAlan Parsonsの「A Valid Path」というのが最後。最近はお金がなくてCDはまったく買ってません。Dream Theaterの新譜が出たので買いたいなぁと思ってはいます。
よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
モーツァルト作曲「レクイエム」が一番好きな曲です。自分の葬式には静かにかけておいて欲しいもの。フォーレヴェルディブラームスドヴォルザークなんかのレクイエムも聴きましたが、やっぱりモーツァルトのがいいです。演奏はウィーン・フィルハーモニー・オーケストラをイシュトヴァン・ケルテスが指揮したものが好き。最近バルセロナでカザルス博物館を訪ねたばかりなので、カザルスが演奏するバッハの「無伴奏チェロ協奏曲」もよく聴いています。演奏がすばらしいと、音質やレコーディングなんていうのは無視できちゃうんですね。紙質や体裁が悪くても内容が同じであれば文学のすばらしさがきちんと伝わるのと同じことです。
●CDプレイヤーがまだ一般的じゃなかったころ、うちにあったCDは4枚組のクラシック名曲集とThe Alan Parsons Projectの「The Turn of a Friendly Card」でした。音楽そのものが好きになったのはこのアルバムの影響です。このコンセプト・アルバムが最初だったというのが、のちのちストーリー性のあるアルバムやロックとオーケストラの融合なんかを好むようになったきっかけなんでしょう。建築やリフォームに興味を持つようになったのも母親の影響と同じバンドの「Gaudi」というアルバムのおかげ。
●某Y.S.君のおかげでメタルに開眼したときの記念すべきアルバムがSymphony Xの「Damnation Game」でした。クラシックとかフュージョンとか渋谷系とか、比較的軽いものばかり聴いていた学部生の自分にはメタルはわけが分からなかったのです。それが同アルバムのオーケストラ音の使い方でメタルもなかなか良いじゃないか、と思えるようになったのです。同じくらいの衝撃を受けたものにはStratovariusの「Episode」があります。これは初めてバンドでメタルなキーボードを弾いた「Speed of Light」が収録されているアルバムです。あらゆる音楽を食わず嫌いせずに聴くようになったのは、この2枚のアルバムの影響が大きいです。
●Flipper's Guitarのベストアルバム「Colour Me Pop」は、バンドがすごく楽しかった時期を思い出させてくれます。やっぱり会津大学系音楽部での経験はとても大きかったのです。いま音楽学部にいるのも研究をしているのもその経験のおかげかもしれません。同じ理由でDeep Purpleの「Machine Head」やゲーム「Street Fighter 2」のサントラも、それぞれすごく楽しかった別のバンドを思い出させてくれます。
SEGAの「Outrun」というゲームに登場する「Magical Sound Shower」は僕が初めてコンピュータを使って打ち込んだ曲です。そのコンピュータは、単音しか出せず、しかもピッチをクロック周期(波長をクロック数単位で表記したもの)で、音長をクロック数で表現して、プログラムを書かないといけないのでした。「マイコンBASICマガジン」に載っていた楽譜を自分のコンピュータでも再生したい一心で、擬似的に2音が出せるようなMMLシーケンサBASICで自作し、打ち込んだのがその曲。「どうやらすごい曲らしい」という評判だけで聴いたこともない曲を選んで打ち込んだのです。メロディとベースっぽい部分だけを打ち込んでピコピコ鳴らして悦に入っていましたが、後に本物の筐体で聴いた音楽とは全く違っていました。それでもDTMどころかFM音源も珍しかった時代によくやったものです。今の自分にこんなバイタリティがあるかどうか・・・。

個人的な思い出話になってしまって、ぜんぜん音響心理学っぽい話になっていませんね。