危なそうだなと思ったらやっぱり

またiBookが故障しました。もう慣れた手つきでPRAMとPMUリセットの確認をして、今日の作業に必要なファイルのコピーを取りながらAppleのサポセンに電話です。今回は「カナダの修理店を経由すると修理に時間がかかってしょうがないから、そこんとこなんとかしてくれ」と要求して、日本のサービスと同じように、空箱を持った運送会社の人に研究室までマシンを取りに来てもらい、アメリカで修理し、また研究室に配達させるという方法にしてもらいました。

ハードディスクもMPUもネットワークも動いていて、死んでいるのはグラフィック・プロセッサだけ。Windowsファイル共有(Samba)が立ち上がっているので、自分のユーザー・ディレクトリ以下にはネットワーク経由でアクセスできます。研究に必要なデータはその方法で取り出して、研究室のWinで続きをやるのです。これも3回目くらいの故障のときに覚えた技。

5回目のロジックボード交換コースになってようやく「どうやったら故障しやすいか」が分かってきましたょ。本体が熱を持ってファンが回りはじめたくらいでスリープさせ、そのままカバンに入れて持ち歩く、これが最悪みたいです。要するに今までの故障はすべて自己責任の面もあるということ。過酷な計算に耐えられないマシンを作ったAppleにも非はあるんですが、そもそもiBook(というかノートパソコン)はそんな過酷な使用を考えた設計をしていないのでしょう。やっぱりデスクトップを使ったほうがいいのかなー。