AES119 3日目

午前中はGolden EarというトレーニングCDセットを開発したDavid Moltonによるイヤー・チュートリアルを見に行きました。Rene QuesnelがMcGillでやっているコンピュータを使ったイヤートレーニング手法の方が、インタラクティブなぶん上達が早いような気がしますし、自分でトレーニングに使う音源を選べるので、自分に必要な楽曲をトレーニングに取り入れることができます。ただ、MoltonのCDには周波数のトレーニングだけでなく、時間のトレーニング(リバーブやディレイの時間など)も入っているので、そこらへんは良いところ。

昼食はMcGillのMartha de Franciscoと一緒に、彼女の壊れたPowerBookとMoltonのチュートリアルを話題にしてとりました。ReneはあまりAESのような公の場が好きじゃなさそうだけれど、せっかく有効かつ先進的なソフトウェアなのだから、ぜひ彼のソフトウェアを有名にしたいものです。・・・Marthaと昼食って、考えようによってはすごく贅沢かも。クラシック界のエンジニアとしてもかなりな人だもんね。

午後にはPsychoacousticsとHuman Factorsの技術委員会に顔を出しました。こういうところに顔を出して常連になっておかないと。その後はBillのホテルに行き、Billと祐子さんがSean Oliveと会食をするあいだMillieちゃんをベビーシットしました。途中で寝付くかと思いきや、窓から見えるタクシーの数を数えて大はしゃぎ、23時過ぎまで元気に遊びまくりでした。