「野球」ってなんとなくカッコイイ

「野球」「松井の第一打席は中飛に倒れる」「右腕の新人」・・・野球は第二次世界大戦の「敵国語廃絶」を乗り越えてもなお人気があるせいか、漢字で書かれる用語が多いような気がします。対してサッカーは「蹴球」という和製語はあるものの、「リベロ」とか「ストライカー」や「オフサイド」などのカタカナ言葉が多いのです。もちろん野球にも「ピンチヒッター」とか「DH」とか「ベンチ」とか、舶来な言葉も多いのですが、他のスポーツと比べるとやはり日本語に翻訳された言葉が多いような気がします。ちゃんと日本語に組み入れられた競技って、なんとなく日本国民に受け入れられたような感じがして、気持ちが良いものです。だって、相撲の「押し出し」がESPNで「frontal push-down」って言われてたらちょっと国際的で気持ちいいでしょ?