2 歴史がつながる感動

とあるポスターを眺めていて、「いま、会いにゆきます」を見たときや「ドラゴンクエスト5」で少年時代の自分から水晶を奪うシーンを見たときと同じような気持ちになりました。僕はやっぱり「一見無関係に見えたものが時間を超えてつながっていた」という状況にたまらなく動かされるようです。

見ていたポスターはコンピュータ関連書籍で有名なオライリーが作った「コンピュータ言語の歴史」というポスターでした。コンピュータ言語にはALGOL→CPL→BCPL→B→C言語というような直系進化型の言語が多いんですが、その中にSmalltalkC++Objective-CとCederとAdaとSchemeから派生集約した新言語としてOakが1991年6月に誕生していたのです。「おや、こんな言語あったっけ?」と思って、Oakの進化先を見ると、その直系の子孫に「1995年5月23日 Java 1.0」と書いてあったのでした。その瞬間に感動が。そういえば自分はJava 1.0のころから使っていたんだよなーと思うと同時に、これだけたくさんの言語から集約されてきたことに、感激して涙出しそうになりました。なんなんだ、自分。

そんなわけで今年はJavaの10周年なんですね。K&RによるC言語から約10年の1989年に「Cマガジン」が発刊され、僕はその第一号を本屋で手に取ったのを覚えています。それからもう15年以上も経っています。その間にはC言語だけでは物足りなくなってJavaをやったりMatlabやったりPHPだのPythonだのOCamlだのに手を出してきました。歴史がどんどんつながっていきます。今日ちょっと眺めたポスターに感じたこんな些細なことでも将来の自分につながっていくんでしょうね。