統計学のテキスト

「心理学研究の基礎」というメーリングリストがあるんですが、そこで「心理学科・統計学のテキスト」についてのスレッドがありました。心理学科の大学一年生に統計学を教えるのだけれども、数学に関する十分なバックグラウンドがない学生も多い、どんなテキストがいいだろうか、と腐心する先生からの質問です。それに答えていろいろな先生たちが推薦書を挙げているんですが、その中で、テキストによって統計を使う目的の説明が違うのでそれを選択基準にすると良いと言う人もいました。おおまかに「データの記述」「適切な近似モデルを探す」「論文の審査に通るため」があるのだそうです。

それに前後して、早稲田の向後先生による「ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学──平均から分散分析まで──」というサイトが紹介されていました。その続編の「アイスクリーム屋さんで学ぶ楽しい統計学──相関から因子分析まで──」も面白そうです。