役者という仕事

The Last Samurai」を見ました。トム・クルーズの日本語はちょっと変でしたが、渡辺謙の英語も変でした。僕の中では真田広之がいい味を出す名脇役でした。最後の合戦の場面では、西洋人が日本人として戦い日本人が西洋人となって戦う一種異様な雰囲気でしたが、ハリウッドのアメリカ人にとってはアメリカ南北戦争当時のアメリカ軍とサムライが戦うという、夢の対決のように思えたのでしょう。

役者という仕事は、自分とは全く違う世界の人間の生活を体験できる、いい仕事ですね。研究者は研究の仕事をしますし、プログラマはプログラムを作ります。でも、役者は自分とは全く違う生活をするんです。なんだかちょっとうらやましいです。