MacBook Proファーストインプレッション

劇的に速い、というわけではありませんでしたが、確かにこれまであった「処理待ちの時間」がまったくありません。マウスカーソルがレインボーパラソルになる瞬間にまだ出会ったことがないのです。つまり、ハードウェアの処理能力が体感速度以上に速いので、遅さが目立たない状態ということ。速度を意識しなくてもよいほどの処理能力。それってすごいことなのかもしれません。

Rosettaで動くソフトのうちいくつかはPowerPC G3/800より遅いと感じるもの(特にエミュレータやゲーム類が遅いような気がします)もありますが、大部分はこれまでと同等以上の速度で動きます。Microsoft Office v.Xも十分な速度。すでに銭谷版Carbon EmacsUniversal Binary化されているし、LaTeXはソースからコンパイルするので最初からIntel対応だし、僕が使う範囲のIntel対応についてはすでに十分。Javaパッケージされたソフトが動かないので、NeoOfficeとかMatlabは未対応。ただ、NeoOfficeはそんなに使わないし、MatlabX11から直接起動すればいいだけなので問題ありません。

あと、ノイズ問題。やっぱりノイズが出ています。これはマザーボードから出る電気ノイズです。レコーディングに使ったりするにはちょっと音量が大きすぎるかも。音には人一倍敏感なのでイライラさせられます。