ジャガイモはコロンブスが持ち帰った

ジャガイモは新大陸からコロンブスが持ち帰ったと言われていますが、本当なのか嘘なのか確かめようのない話だなぁ、と思っていました。でも、モントリオールに住んで気づいたのは、リンゴはフランス語でpomme、ジャガイモはpomme de terreだということ。ジャガイモは「地中のリンゴ」みたいな名前なのです。つまり、フランス語圏(というかフランス)ではリンゴの方がジャガイモより先にあり、ジャガイモを初めて見たときに「土の中に生えるリンゴみたいだなぁ」と思ったということがわかります。フランスにはジャガイモは元々なかったということなんですね。やっぱりどこか別の場所から誰かがヨーロッパに持ち込んだ、というのが正しい気がしてきます。

今年5月にはパリで学会があるので、フランス語の勉強をちょっとだけしておかないといけません。「ビールくれ・・・ビエール・スィルヴプレ」「ブラックコーヒー(大)くれ・・・グラォンド・ノワァル・カフェィ・スィルヴプレ」みたいなことは言えるようにしないと。あとはボンジュールとかメルシーとか言ってればなんとかなるのです。去年のスペインだってそれでなんとかなったので、フランスも大丈夫でしょう。アジア人のルックスは「言葉が分からないけどがんばってるケナゲな観光客」みたいな雰囲気を出すのにとても便利なのです。(がんばりすぎてニューヨークの韓国人街でふつーに白タクの運ちゃんに韓国語で話しかけられたりもしましたが・・・)