過去の自分が出てくること

Googleで自分の名前を検索してみてください。思わぬところに過去の自分の記録が残っていると思います。僕の場合はメーリングリストでの発言なんかも検索結果に出てきて「今の自分とは違う意見だよなー」と思うようなこともありました。まとめサイトが閉鎖されれば消えるかと思いきや、ニュースグループなんかはP2Pのように分散バックアップされているので消えようがありませんし、おそらく誰も消そうと思わないでしょう。ウェブ・アーカイブ・プロジェクトもありますし、Googleのキャッシュもありますし、一度発信したものはそう簡単には消せない世の中になっています。

対策は二通り。まずは、個人的な意見でも最初から匿名で発言すること。2ちゃんねるのような場所ではノイズも多いですが、有益な情報も手に入ります。日本語での議論に限れば、十分に高度な議論も可能になっています。もうひとつの方法は、なんでもかんでも自分の名前で発信しまくること。くだらない文、面白い文、とにかくなんでも発信しまくって、自らノイズを増やしてしまうのです。Googleなどの検索機能の向上よりも自分のノイズ発信能力が上回れば、検索しても有益な結果が出てこなくていいかんじ、というわけ。