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韓国の匂い

臭いだの臭くないだのという話はあまり良いものではないかもしれません。しかも特定国の人々を十把一絡げにしての話は誤解を招く恐れもあります。でも、それを恐れずに書いてみようと思います。

どんな国でもそうなんですが、その国の空港に降り立った瞬間に感じる匂いがあります。ニューヨークJFKでは排気ガスの匂い、フランスのシャルル・ド=ゴールでは香水の匂い、上海では中華香辛料の匂い、成田では麺ツユの匂い(醤油とカツオ出汁?)でした。そして、韓国・インチョン空港に降り立った瞬間に感じた匂いはニンニク(もしくはキムチ?)でした。どの空港に行ってみても、僕は匂いの違いをとても強く感じます。

韓国でも空港の匂いは食べ物の匂いでした。と言うよりも、日本も中国もそうなんですが、それを食べ続けている人間の体臭のようです。僕が韓国に来て数日がたちましたが、風呂後のシャワールームは韓国人の香りです。毎日現地人と同じようなものを選んで食べているからなんでしょう。これでようやく韓国に滞在している実感が湧いてきました。

そうそう、韓国に来て「なんでこんな匂いの中で生活できるんだろう」なんて思ってしまう人もいるかもしれませんが、数日の生活のうちに自分の鼻がそれに慣れ、また、自分の発する匂いも周りの匂いと同化してしまって、まったく気づかなくなってしまうのです。気づいていないだけで、日本人も他の文化の人々にとっては耐え難い匂いを発しているのかもしれません。