やっぱりビジネスクラスは値段分だけすごい

インチョン空港で「インチョンからドーヴァルまでぜんぶ通路側の席にしてくれ」と頼んだら、「成田からオヘアまでは通路側がお取りできません」とのこと。それどころか満席でエコノミーの席じたいがないとか。あららと思っていると「窓側で申し訳ございませんが・・・」とビジネスクラスに無料で格上げにしてもらえたのでした。人生初ビジネスクラス

エコノミーだと横並び10座席のところが7座席のみ。離陸後、安定飛行体制に入るとすぐに飲み物が出てきます(しかも良いお酒から選び放題飲み放題)。そして3時間くらいかけて夕食。食前酒〜前菜〜メインディッシュ〜食後酒が、しっかりと陶器の皿に盛られて出てきます。しかも2度目の食事は時間指定が可能。電動シートはかなりリクライニングできますし、位置調整が可能な場所が豊富でマッサージ機能もついています。コンピュータ用の電源も各シートにありますし(差し込み口があわない場合は各社パソコン用にフル充電したバッテリーも貸し出してくれます)、映画は用意された15作品くらいからオン・デマンドで再生できます。Nintendo DS Liteの貸し出しもありました。JALはもともと客室乗務員の質は高いような気がするんですが、エコノミーよりもはるかに教育の行き届いた様子がビンビン伝わってきます。ビジネスクラスの常連さんもいて、そんな人には「Kトウさんはヘネシーのロック、S木さんはシャブリでしたよね?」と飲み物まで把握。

同じ時間をかけて移動するんであっても、サービスがこれだけ違うとやはり気持ちがいいですねー。代金が高くても、その分の価値は十分にあることが分かったのでした。そして最後に降りるときにファーストクラスを覗いてみたら、横並びに4座席しかないのでした。ビジネスではグラスでおかわり自由なお酒ですが、ファーストだとどーんとボトルで来ちゃうんだろうな。シェフが挨拶に来たりするのかな。(実際はこんな感じだそうです

そういえば炊きたてご飯にふりかけをもらったときはちょっと感動したなー。機内でご飯炊いちゃうっていうのがイイ! 残念ながらお味噌汁はフリーズ・ドライ。