ファイナル・ファンタジーの「くろまじゅつし」と「くろまどうし」の違いが気になって検索しているうちに、迷い込んでしまったオタク系サイトをついついじっくり読んでしまいました。「オタクだからこそ女の子をまもります」宣言というサイト。書いてある内容はまっとうです。ただストレートな人々には理解しがたい部分も多いけど、僕のようにオタク（アニメ系ではないけど）をがんばっていたらかえってストレートになってしまったという経歴を持つ人間としては、かなりの部分が理解できます。
関連してMP3（をはじめとする音楽圧縮フォーマット）の初期の頃を思い出しました。長年の研究成果による音の圧縮の画期的な手法だったのに、最初の頃は「海賊行為のための悪のフォーマット」というイメージがあったのです。CDを圧縮して無料で配布する人たちがたくさんいたからなのでした。それがJASRACやiTunes Music Storeなどの動きもあって、現在ではJPEGなどと変わらない業界標準になっています。オタクに対する理解がされていない現状ではオタクに対する恐怖を感じる人が多いのでしょう。Winnyだって似たようなもんです。Winny自体が悪なのではなく、Winnyを悪用する人がいけないんです。
さて、協賛サイトのリストがあったんですが、そこらへんをたどっていくと、むしろ三次元（現実世界の女の子）なんてダメだ二次元しか無理、という宣言もありました。出生率低下が加速しそうな感じですが、それはそれで平和なのかも、と。
