『下流は太る!』という書籍があります。
- 一人で食べている
- 食材が原型をとどめていない
- 生ものを食べていない
- 片手で食べられるものが多い
- 皿に盛らない
- 食卓で食べない
- 電子レンジをよく使う
の三つ以上に該当するとやばいのだそうです。あひー、ほとんど当てはまっちゃってます。
この本で書かれている「下流」というのは「経済的下流」ではなく、主に「精神的下流」なのだとか。意欲が低いから、美味しいものを食べようという気も起こらず、就業しても年収が低くなる、とのこと。この本には共通因子のことが書いてあるのです。「やる気が出ない→定収入、やる気が出ない→太る」という、一つの原因(共通因子)から二つの結果が出ているのだ、というのが論点のようです。しかし、それを「低収入→太る」というような誤解を生むタイトルで販売するのは、どうなんでしょう。
あと、「太っているのは下流だからだ」と、逆方向に考えてしまいそうになるのも問題です。あくまでも「意識の低さ」は肥満の原因の1要因でしかありません。遺伝だったり病気だったり環境だったり、さまざまな理由で肥満になる可能性があるのだということを認識しておきたいですね。
さて、僕も「精神的下流」を自認しています。ファッションとかめんどくさいし、とりあえず食べられれば何でもいいし、安くてカロリー高ければ得した気分になるし、雨風しのげれば家もどうでもいいし・・・ とことん肥満の要因は揃っていますな。気をつけていかないと。