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アストロノーカ

山本弘『神は沈黙せず』という小説を読み、遺伝的アルゴリズムに興味を持ちました。遺伝的アルゴリズムなどの人工知能的な物には以前から興味があったのですが、特に勉強するでもなく過ごしてきました。僕が博士課程にいるときに、同期が研究していた遺伝的アルゴリズムの話を聞いたときも、さっぱり使い道が理解できずに、人工生命の考え方を使った最適化手法なのかなぁ程度の理解でした。今回小説を読んだことで、どんなものかの大ざっぱなイメージをつかむことが出来ましたが、具体的に中ではどんな計算が行われているのかに関してはどうもイメージがわきません。

そこで簡単な入門書を探してみたところ、森川幸人『マッチ箱の脳』という本がありました。実際に人工知能を応用した製品を開発した経験のある著者が、コンピュータを使わずに人工知能を説明してしまおうという意欲作で、実際に遺伝的アルゴリズム、ニューラル・ネットワーク、エキスパート・システムの3つをマッチ箱でシミュレートしてしまいます。

説明の題材として選ばれていたのは、プレイステーション用ゲーム『アストロノーカ』と『がんばれ森川くん2号』だったのですが、遺伝的アルゴリズムが使われているという『アストロノーカ』がプレイステーション・アーカイブで600円。思わずダウンロード購入してやってみました。本を読んでからだと内部のアルゴリズムの概要が分かっているだけに、むちゃくちゃ面白いです。遊べる環境があって、遺伝的アルゴリズムなどに興味がある人はぜひ。