Processingで赤色検出

とある研究課題に関連して、ビデオ画像を利用することのfeasibility studyをしています。このビデオ案が実際に使い物になるか疑わしいので、すきま時間を使っての作業です。必要な机上計算は昨晩ちょろっとやったので、今日は必要部品のプロトタイプを作ろうと思い、以前からインストールだけしてあって全然使っていなかったProcessingを起動してみました。Java+Swingのイベント駆動部分だけを取り出して強力なマルチメディア・ライブラリを付けたような言語だという印象だったのと、ビデオ処理ができるということが記憶にあったので、プロトタイプを簡単に作れるかもと思ったのです。Cocoaで書く手もありましたが、とりあえず「ビデオ画像の中から特定の色を取りだし、その面積を求める」ことだけができれば良かったので、お手軽なほうがいいです。

幸いなことに、Processingに最初からついていたサンプル・プログラムに「ビデオ画像の中でもっとも明るい一点をトラッキングする」ものがあったので、それを手直しして使うことに。作業開始から30分くらいで赤色っぽい部分をトラッキングするプログラムが完成です。今はまだ肌色や橙色にも反応するので、そこは要修正。

それにしてもProcessingのこのお手軽さは予想以上。子供のおもちゃにしておくのはもったいない。真剣に使ってみることにしてみます。