バックアップ偏執狂

僕は常々、何事にもバックアップは大事と言っています。コンピュータのデータのバックアップも、人生のバックアップも、どちらも大事です。そんな中、自分のパソコンのバックアップ環境を図にしてみました。我ながら、このバックアップの多さはパーソナル・コンピュータの域を超えているなーと思いました。「自動・全データ」はLeopardのTime Machine機能を使った、HDD全体のインクリメンタル・バックアップです。「手動」に関してはrsyncでやっています。「一部データ」というのは研究や仕事に関係する全データで、個人的な写真だったり音楽ファイルだったりは含まれていません。一部データがノートPCとデスクトップPCで双方向にやりとりされているのは、データの同期のためです。

オフィスのMacProに内蔵されているHDD1とHDD2は待ったく同型のHDDなので、最初はRAIDにしようかとも思いましたが、RAIDによる二重化よりもインクリメンタル・バックアップにすることを選択しました。HDD3はLeopardへのバージョンアップ前に使っていたHDDで、現在は使われていない過去データが入っています。また、オフィスのNASは新しく導入したばかりでまだ箱からも出していないものです。このNASもバックアップ用途です。

ネット上のストレージも使っているのは、自宅もオフィスも首都圏にあるので、例えば大洪水があったらどちらのデータもダメになってしまうからです。

こんなにたくさんバックアップをすると、情報漏洩なんかも心配しないといけないのですが、漏洩して困るようなものはGnuPGを使って4096ビット暗号化してあるので、ある程度は安心です。

・・・それにしてもバックアップしすぎ。まるで偏執狂。