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高齢者の万引き

高齢者の万引きが増えているというニュースを最近耳にするようになりました。減少する若者の検挙数と増加する65歳以上の検挙数が目立つといいます。スリルを味わいたかったり、特に意味なくやっていたりする若者とは対照的に、高齢者の万引きには、孤独だったり、お金がなかったりという切実な理由があるそうです。

ちょっと考えてみただけなのでアレなんですが、高齢者が万引きをする率が増えているわけではなく、高齢者の絶対数が増えているので、万引き検挙者全体の中に占める高齢者の割合が増えただけなんじゃないか、という気がしてしまいます。大学生の学力低下はじつは若者の絶対数が増えたのに大学の定員が変化していないから、入試合格に必要な学力レベルが下がってきた結果だ、というのと似たような構造になっているんじゃないのかなぁ。

高齢者になったことがないのでわかりませんが、おそらく高齢者は孤独です。学部や修士の後輩たちが先に卒業していくのを寂しく見送った博士課程のときの気持ちに似ているのかも。学校からの卒業だったら未来が明るいような気がしますが、現世からの卒業は暗くなっちゃいますよね。