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R in a Nutshell

iPhone用のO'Reilly書籍アプリが600円。そしてKindleやiBooks用にフォーマット変換できてしまうので、調子に乗ってまた一冊購入。今度は「R in a Nutshell」。

これまで何冊かRの本を読んでみましたが、いまいちピンと来ない部分があり、Rを常用するまでには至っていませんでした (研究室にMatlabSPSSがあるというのも理由の一つですが)。ところがこのR in a Nutshellは、様々なところで目からウロコの解説がある良書でした。

例えばリスト構造の説明をした直後にデータフレームの説明に入るのですが、「A data frame is a list that contains multiple named vectors that are the same length.」と一言で済ませています。これまでデータフレームというのは表計算っぽく並べられたデータ(二次元配列)だと思っていたのですが、ベクトルのリストという説明なのでした。

他にも、分散分析などで「foo ~ bar + baz」というよく分からない構造が登場しますが、これは「y = a1*x1 + a2*x2 + ... + an*xn + c」のように、従属変数(foo)と独立変数(barとbaz)の関係を表した「モデル式」ですよ、と説明されて納得。

Amazon.co.jp価格は約4500円。それに比べてiPhone用なら600円。フォーマットが崩れたり一覧性が欠けたりするのが難点ですが、640ページの本を持ち歩く難儀を考えれば十分。統計のこともしっかり書いてあるので、紙版を買ってしまっても良いかも。