MacBook Pro (15in, 2017)ですが、「Audio MIDI設定」の画面でマイク設定を確認してみると4 ch入力ができるかのように書いてあります。
最高で96 kHz / 24 bit / 4 chまでいけるとなれば、マイクロホンとヘッドアンプの性能によっては本体だけでもかなり面白いことができるのでは、と思います。(実際、電気グルーヴがGarage Bandと内蔵マイクで多くの部分を録音したアルバムなんてのもありますし)
カタログスペックを調べてみると、
- Stereo speakers with high dynamic range(広ダイナミックレンジのステレオスピーカ)
- Three microphones(マイクロホン×3)
- 3.5 mm headphone jack(3.5 mmヘッドホンジャック)
となっていました。「マイクロホン×3」って! 奇数のADCを載せるのは面倒(かえって高くつく?)から、マイクは3つだけどDACは4 chのものを搭載しておこうということなのでしょうか。
試しにAudacityを使って4 ch録音をしてみました。画像では見にくいかもしれませんが、たしかに1〜3 chは録音された波形が違い、4 ch目は3 ch目と同じ波形です。
これら3つのマイクを何に使っているかですが、「システム環境設定」→「サウンド」でも表示されるように(「Audio MIDI設定」でマイクを2 chにしたときのみ表示)、これらを使って暗騒音や環境音の除去をやっているんでしょう。話者方向の推定とかにも使えるかもですね。