2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっとしたグラフを描いてみる

Juliaのウェブ・インターフェースを使えば、ちょっとしたグラフだったら簡単に描くことができます。たとえばWolfram Alphaにグラフを描くサンプルが掲載されていたので、同じものをやってみました。Juliaでは以下のようにすれば、定義域xに対する値域x^3-6x^…

Homebrew + MacTeXのUTF-8環境でLaTeX2HTMLを動かすメモ

Homebrew環境ではpLaTeXを導入させてもらえず、MacTeXを導入することになります。するとUTF-8のTeX環境となるので、これまで使ってきたEUC-JP用のLaTeX2HTMLが動作しなくなります。新学期に向けてLaTeX2HTMLが必要なので、UTF-8化したLaTeX2HTMLをインストー…

再インストール

Juliaのプリリリース版を使っていたけれど、再インストールしてみました。何が変わったというわけではありませんが、とりあえずバージョン番号は上がっているようです。これまでは $ julia --version $ julia _ _ _ _(_)_ | (_) | (_) (_) | A fresh approac…

関数とメソッド

Juliaのマニュアルの目次は以下のようになっています(括弧内は丸井綜研訳)。 Introduction (はじめに) Getting Started (動かしてみよう) Integers and Floating-Point Numbers (整数と浮動小数) Mathematical Operations (数学演算) Complex and Rational…

統計の準備

簡単な統計ならすぐにできます。 julia> A = randn(5) #標準正規分布に従う乱数列を生成 [0.933857, 0.716588, 0.847243, 0.509315, 0.443582] julia> mean(A) # 平均 0.6901170571664779 julia> std(A) # 標準偏差 0.21110850675084233正規分布の確率関数な…

行列演算

Matlabにそっくりな文法なので、いろいろ行列演算をしてみました。「#」は、Matlabの「%」やJavaの「//」に相当するコメント記号で、そこから行末までが無視されます。 julia> A = randi(6, 3, 3) # 1〜6の乱数で3x3の行列を作る 3x3 Int64 Array: 5 6 5 1 3…

Juliaの便利環境を準備する

hiraxさんのように色々な曲線を描きたいので、同じやり方でやってみました。まずはウェブサーバーとして動かすための準備。ターミナルから以下のコマンドでJuliaサーバーをビルド。 $ make -C external install-lighttpdビルドできたらサーバーを立ち上げま…

Juliaのビルド (Mac OS X 10.7.3 / Xcode 4.3)

Mac OS X 10.7.3、Xcode 4.3の環境でJuliaをビルドする方法です。XcodeはApp Storeから無料で入手できます。ただし、現行のバージョン4.3からはコマンドライン・ツールがオプションなので、追加インストールする必要があります。Xcodeを立ち上げたあと、メニ…