コンピュータ

MacでのいろいろなRuby

自分のマシンにインストールしてあるいくつかのRubyのバージョンを調べてみました。 $ ruby -v ruby 1.8.7 (2009-06-12 patchlevel 174) [universal-darwin10.0] $ macruby -v MacRuby 0.10 (ruby 1.9.2) [universal-darwin10.0, x86_64] $ jruby -v jruby 1…

自分のところでEmacsコンパイルしてみたものの・・・

銭谷氏のCarbon Emacsは何の問題もなく使えているのですが、目新しいものを使ってみたくなったので、Cocoa Emacsを試してみることにしました。海上氏の記事を参考に、現時点での最新版であるEmacs 23.3をダウンロードしてきて、インラインパッチをあててコン…

Parallels Desktop 6にWindows 2000をインストール

Windows 7をBoot Campで使っていたんですが、どことなく気にくわなかったので、Parallels Desktop 6にWindows 2000のインストールをしました。インストールディスクを仮想マシンで起動すると STOP: 0x0000001E ... KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLEDというメッセ…

Googleが使っているプログラミング言語

どのプログラミング言語を使うと良いのだろうかと考えるとき、「あのGoogleも使う言語なので安心」といった雰囲気があったりしますが、Googleで使われている言語にはどのようなものがあるのでしょうか?AndroidはJavaでアプリ開発するらしいですし、おそらく…

HDDの中を整理したらマシンが高速化された

メインマシンにMacBook Pro 13"を使っているのですが、500GBあるHDDの残り容量が30GBに近くなってきたあたりから動作速度が徐々に遅く感じられるようになってきました。HDDへのアクセスが多くなっていて動作が遅くなっているような気がしたのでSSDに換装しよ…

Kindleのパスワード設定

Programming Ruby, 3rd Editionが期間限定で値引き(紙版も電子書籍版も$10ぽっきり)されていたので、どちらも注文してしまいました。一覧性や読みやすさは圧倒的に紙ですが、検索性や持ち運びを考えると電子書籍に軍配が上がります。で、さっそくmobi版をUSB…

仮想化ソフトを使い比べてみたが、無料に勝るものなし

MacBook Pro上で、VirtualBox 3.2.6、VMWare Fusion 3.1、Parallels Desktop 4.0を使い比べてみました。 BootCampにインストールしたWindows 7がMac OS X上から使えるのはVMWareかParallels Paralells上での超漢字Vはネットにアクセスできず Ubuntu 10.04は…

Octaveによる主成分分析の計算

Matlabにはprincompという主成分分析を計算する関数があるけれど、Octaveには見あたらなかったので、英語版Wikipediaに書かれていたやり方どおりに作ってみました。 [pc, score, latent] = princomp(A); みたいに使えます。pcが主成分の係数、scoreが主成分…

Microsoft Office Live試してみた

Microsoft Office Liveを試してみました。Google DocsのMicrosoft版といったところですが、大きな違いはPDFファイルなどへの保存・印刷ができないこと。一応docxファイルには保存ができるので、MS-Officeを持っていれば、自分のパソコンにファイルをダウンロ…

Duck Typingの語源

プログラミング言語の動的型付けの一種で、実行時にオブジェクトの振る舞いから型を推測するものがあります。そのオブジェクトがどのような動きをするかは宣言しておく必要はなく、実行されるまで型の情報は分からなくて良いというわけです。これをDuck Typi…

TransferJet

TransferJetという無線(半無線?)の近距離無線通信技術があります。距離は3cmまでしか離せないものの、実効スループットで375Mbps(理論値は560Mbps)が出るとのこと。たとえばデジタルカメラを台の上にポンと置くだけで接続完了という気軽さ。これはすご…

LaTeXの思い出

ゴールデンウィーク中はLaTeXで講義の準備と報告書作成。MS-Wordで文章を書いていると数式を使いたいときや図表を入れたいときにはイライラしてしまうが、LaTeXのおかげで快適に作業ができます。どちらかというとLaTeXのほうが(最終的なできあがりに気を遣…

LaTeXDraw

これまで、LaTeXに図やグラフを入れたいときには、IllustratorやtgifやMatlabなどでEPSファイルを作り、graphicxパッケージを使ってインポートしてきました。LaTeXソースの中に書く方がいい場合もあるので、そういうときにはpicture環境でシコシコと図を(プ…

Linuxでも十分仕事になることが分かったが

ゴールデンウィークというまとまった時間が取れるときにしかできない作業として、Parallels Desktopに入れていたUbuntu Linuxでも仕事ができる環境にしてみました。Parallelsが入っているMac OS Xが仕事マシンと化しているので、仕事マシンの中に仮想仕事マ…

Ubuntu LinuxをSSDに入れる

Mac OS XはMacな姿をしてはいるもののUnixです。また、Mac OS XだけじゃなくWindowsも動くハードウェアでもあるので、日常的に使うことで問題になることはほとんどありません。(MacとWindows両方にOfficeを導入するなどの金銭的な問題はありますが、そこはO…

Matlab/Octaveで平均律

単純なプログラムですが、MIDIノート番号を周波数に、周波数をMIDIノート番号とピッチベンド値(およびセント値)に変換するものを置いておきます。特に後者はあまり見かけないと思うので。デフォルト設定は、基準ピッチが440Hz、ベンドレンジは±2半音です。…

LaTeXでプレゼン作成の続き

僕が使っているpteTeX3には、powerdotがインストールされていたので、powerdotが使えるようになりました。dviまでは問題なく進みましたが、dviをpdf化するところで若干つまずき、それでもきれいなpdfファイルが完成するところまでこぎ着けました。しかも4月…

LaTeXでプレゼン作成

基本的にプレゼンテーションはMac用のPowerPointで作っています。ときどきKeynoteを使ったりもしますが、普段使いにPowerPointになってしまう理由としては、 画面上の図形などに音を割り当てて、図形上クリックで再生できる 単純な図形描画がラクチン Window…

遺伝的アルゴリズム的な何かでフィルタ設計してみる続き

昨日書いたプログラムをそのまま改良していっても、なんとなく残念な結果になりそうだったので、少し周辺の研究を調べてみました。すると、すぐに遺伝的アルゴリズムでフィルタのハードウェア設計をするものなどが出てきました。IEEEとかが発表の中心なのか…

遺伝的アルゴリズム的な何かでフィルターを設計してみる(でもあまりうまくいかない)

アストロノーカで遊んで興味を持ったのが遺伝的アルゴリズム。その考え方を使ってフィルタ設計でもできないかと思ったので、とりあえずやってみました。中に出てくるbiquad_*は、Robert Bristow-Johnsonによるフィルター設計レシピの実装で、中心周波数やゲ…

DocBook使いたい

LaTeXは印刷物を作ったりPDF化したりするにはかなり使い勝手が良いんですが、いかんせんHTML化する段階になると困ってしまうことが多いです。そこで、DocBookをいじってみたいと思い立ちました。ただ、DocBookは準備がいろいろと面倒で、どこから手を付けて…

ラウドネスの近似値計算

コンピュータの中にあるWAVファイルどうしの音量比較をしたいときはけっこうあります。音量の指標として「ラウドネス(sone)」があり、以前その計算プログラムも書いたのですが、その音を鳴らしたときの音圧値(dBSPL値)が分からないと正確な値が得られな…

iPadはコンピュータではないが、コンピューティングを変える

とうとうiPadが発表されたので、iPhone3GSととKindle2を持っている僕がひとこと言ってみるテスト。コンピュータがコンピュータ足るための条件の一つとして、僕は「自分で自由にプログラムを作り利用できること」があると考えています。iPhone/iPod touch/iPa…

NSLogメモ

CocoaのFoundationフレームワークで使うNSLog()のメモ。printfとほとんど同じ使い方。 NSLog(@"hogehoge %d %f %@", intNum, floatNum, anObject); 行頭に日付時刻とプロセス名が、行末に\nが、自動的に付加されます。%〜の意味は以下の表の通り。(Hillegass…

Ubuntuでオーディオを使う記事

藤本健氏による、Ubuntu Linuxでオーディオを使う記事をいくつか発見しました。 第351回:DTM環境が充実したフリーのOS「Ubuntu」〜多くのフリーウェアでお金をかけずにDTM〜 第374回:フリーOS「Ubuntu」で高品位オーディオI/Fを使う〜 ドライバ周りを検証。…

Mac OS X用のテキストエディタ

Twitterで少しだけテキストエディタの話題が出ていたので、書いてみました。Windowsではサクラエディタというのが無料だし使いやすいしマルチファイルgrepできるし最高、Macにはこんなのないでしょ、という雰囲気だったので、いえいえMacにもすごいのありま…

iPhone Core Audio プログラミング

Amazonだけに頼らず、物理的な本屋には行くべきです。そのおかげでこんな良書に出会いました。永野哲久氏(Audible Realities)による「iPhone Core Audioプログラミング」です。世の中にはCore Audioについてのドキュメントが少なく、頼りになるのは世界を…

6軸センサーをMax/MSPから使う(後編)

やっぱりMac OS Xで直接USBを叩くのはめんどくさくなってしまい、作りかけだったMax/MSPのヘッドトラッキングっぽいパッチを完成させました。ヘッドホンのヘッドバンド部分に秋月電子で買ってきたTDS01V評価キットを両面テープで貼り付けてハードの準備は完…

TDS01V再訪

TDS01Vという6軸センサーの評価キットを再度いじり始めました。Max/MSPとJavaScriptを組み合わせてデータ取得ができたところまでは良かったのですが、そのあとで詰まってしまって放ったらかしてあったのでした。せっかくならデスクトップアプリが作りたいと…

Matlabで2次元プロット

論文に載せる2次元プロットを作成するとき、僕はMatlabを使って以下のような感じで書いています。多次元尺度法の分析結果を図にするときに相性がいいですよ。背景になる部品から順番に重ねていく必要があるので、まずは縦軸と横軸を書きます。grid onでグリ…