CIM05という音楽学を中心とした学際的学会がモントリオールで開かれています。音楽に関係のあることで、複数分野にまたがっているものなら何でもありなのですが、今回のテーマは「音色」。僕も音楽学におけるディストーションの歴史・信号処理論・認知心理学という三点を絡めたポスターを発表しました。
いくつか基調講演があったんですが、今日の午前中にあった発表で、室内楽用の楽曲構造を分析するもので実際にコンサートホールを使って生演奏を交えつつの発表がありました。これは楽曲構造と実際の演奏との関係だったりして、とても面白かったです。ただ、フランス語が公用語の大学で開催されたので、三分の一くらいの発表はフランス語のみ。「ロックと地域民族音楽の融合」なんていう面白そうな発表がフランス語だったりして、ちょっと残念でした。
