サバティカル制度

こっちの大学にはサバティカル(sabbatical)という制度があります。6年間連続勤務したtenure-trackの教員は7年目には講義を教えることを免除され、研究に打ち込むことができるという制度です。海外の研究所に行ってもいいし、本を書いてもいいし、講義準備に追われなくてもいい、まとまった時間がとれます。

日本にはこういう制度はないものだと思っていましたが、慶応や早稲田などをはじめとして、私立大学にはけっこうサバティカル制度があるっぽいですね。日本語では「研究休暇」というそうです。「講義や教授会が忙しくて研究成果が出ないんだよね」という言い訳が使えなくなる諸刃の剣。