現代音楽のコンサート

職場の人が関係していることもあり、世田谷美術館にて現代音楽のコンサートを聴いてきました。5人の作曲家たちによる、合計7台の全指向スピーカーを駆使した作品が披露されましたが、異色だったのは空間音響プロデュースについてコンサートのパンフレットに書いてあったこと。今まで行ったことのあるコンサートでは「このホールのインパルス応答は」みたいなことが書いてあることはなかったので、非常に面白かったです。

僕が座った位置はスイートスポットより若干後ろだったらしく、後ろのスピーカーからの音が大きめに聞こえましたが、左右に飛ぶ音は効果的。初っパナの演奏は空間を埋め尽くす感じで、全指向スピーカーらしい「音がどこからするのかわからない感じ」が味わえましたが、それ以外の演奏では空間中で音が飛びまわるためか、それほど全指向のメリットが感じられませんでした。

後半の3作品は短か目だったので、もうちょっと長く聞いていたかったです。