用事で表参道に行ったので、ついでにH&MとZARAのBGMやスピーカー配置を観察してきました(服を見ずに天井ばっかり見上げていたので、変な人に見えたろうなぁ)。
結論から言うと、
というように、僕の中での印象は二分されました。
一般的には店舗内スピーカーは、非常放送用のスピーカーとBGM用のスピーカーの2種類だけが配置されることが多いようです。デパートのようなテナントが集合しているところでは、各テナントがスピーカーを付けていることも多いです。
表参道H&Mにはスピーカーが3種類ありました。非常放送用スピーカー(写真内黄色囲み)は消防法によって設置が義務づけられてようで、僕が見た限りではどんな場所にもあります。メインスピーカー(写真内赤囲み)もユニクロのようなアパレル店舗と同規模のものが付けてありましたが、驚いたのは天井埋め込み型のサブウーファー(写真内青囲み)が付いていたこと。ロックを結構な音量で流していることもあり、ドフドフと低音が響きます。音の分散の仕方もいい具合だったような気がしますが、音量が大きく、店員や客同士の話し声が聞こえないほどでした。全体的にもうちょっと音圧を下げても良いのでは。ただ、客の多さもあってか、開店して間もない感じの熱気は伝わってきます。
対してZARAでは、H&Mのメインスピーカーと同程度(もしくは若干性能の悪い)ものが設置されていました。BGMはラウンジ系。スピーカーに対して入力が大きすぎるのか、ビートの大切な要素である低域のアタック音が歪んでいました。店内はH&Mよりも大人の雰囲気があって落ち着いていただけに、残念。
以上、あくまでも個人的な感想でした。