Snow LeopardのXcodeとDashcodeのデフォルトフォントがMonacoからMenloに変更されました。Monacoはdfont形式で収録されていましたが、Menloはttc (True Type Collection) 形式での収録となりました。それにあわせて、これまでMonacoを指定していたターミナルのフォントもMenloにしてみたところ、アンチエイリアシングのオプションが選択不能になりました。
どういう基準でアンチエイリアスの有無を決定しているのか分かりませんが、もしかしたらフォントにビットマップが含まれているかどうかで判断しているのかもしれません。仮にそうだとすると、MenloはMac OS X時代に誕生した新しいフォントなので、アウトラインのみが入っていてビットマップが含まれていないのでしょう。
MonacoはSystem 1からずっと収録されている歴史のあるフォントなので、これからもぜひ収録し続けて欲しいものです。ときどきビットマップ・フォントが欲しくなるときもありますからね。
