画面解像度の計算

自分が持っているコンピュータ画面の解像度(ppi = pixels per inch)はいくつなのか計算してみた。

まず、MacBook Pro (Mid 2009)のスペック表からは対角13.3インチ、1280×800ピクセルとある。横縦比は1280:800=16:10なので、対角13.3インチというところから、

横 13.3÷√(16^2 + 10^2)×16 = 11.278インチ
縦 13.3÷√(16^2 + 10^2)×10 = 7.049インチ

のように計算できる。11.278インチに1280ピクセルが配置されているので、1インチあたり1280÷11.278=113.49だった。縦方向も計算してみると、同じく800÷7.049=113.49。四捨五入で113.5ppi*1

MacBook Pro (Mid 2009)は113.5ppiだ。Illustratorのようなドローソフトなどでppi設定する場所があったら(確かGIMPにはあった)、この数値を使うと画面表示とリアルがちゃんと対応することになる。

多くのソフトではそういう設定はなく、1インチ=96ppiあるいは1インチ=72ppiで表示していることが多いかも。そんなときには、表示倍率を変えてあげればいい。

96のとき 113.5÷96×100 = 118.23 (%)
72のとき 113.5÷72×100 = 157.64 (%)

例えば、Microsoft Wordは72ppiなので、158%の表示設定にすると、画面に表示されるものが印刷された大きさとほぼ一致する。*2

自分が使っているコンピュータの画面の大きさとピクセル数に合わせて計算しておくと、画面上の大きさイコール印刷上の大きさになって、快適。

*1:13インチのRetinaディスプレイは縦横2倍のピクセル数で227ppiだと書かれていたので、今回の計算とも一致している。

*2:ワープロソフトが72ppiを使っているのは、印刷のポイント(1インチ=72ポイント)と画面のピクセルとを一致させると計算が便利だからなのかも。つまり100%表示の時は、12ptは12pxで表示されているということ。