REAPERのJSFXでモノラル→ステレオのアップミックスやってみた

Lauridsenのモノラル→ステレオのアップミックス・エフェクタをサクッと作ってみました。簡単ですねー。参考文献は以下。(注:最近使われている手法とは違ってかなり原始的です!)

www.aes.org

desc: maruware Lauridsen Decorrelator (mono-to-stereo)

// The ring buffer code was taken from
// http://www.auriculaonline.com/wp/?p=232

slider1:20<1,100,1>Delay [ms]
slider2:0<0,100,1>Mix [%]

@init
buf = 0; // buffer exists at offset 0
bufposR = 0;
delay = srate * 0.010; 
bufposW = delay;
buflength = srate * 0.100;
mix = 0.0;

@slider
delay = srate * slider1 / 1000.0; // # of samples
bufposR = bufposW - delay;
bufposR < 0 ? bufposR = bufPosR + buflength;
mix = slider2 / 100.0;

@sample
x = spl0;
spl0 = x + buf[bufposR] * mix;
spl1 = x - buf[bufposR] * mix;
buf[bufposW] = x;
bufposR = bufposR + 1 ;
bufposR > buflength ? bufposR = 0;
bufposW = bufposW + 1 ;
bufposW > buflength ? bufposW = 0;

REAPERのJSFXでステレオ・オシロスコープ作ってみた

REAPERのプラグインを簡単に書けるJSFXという仕組みがあります。それをつかってステレオ音源のオシロスコープ(リサジュー曲線)を描くプラグインを書いてみました。やっていることは

  1. ディレイライン2ch分のオーディオ信号を溜める
  2. それを使ってグラフ描画

だけです。しかもディレイラインDelay, Basic Ring Buffer | JSFX Plug-Ins に書いてあったリングバッファをほぼほぼ持ってきただけです。ただ、今回はリングバッファの特色を使っていないですし、もっと効率の良い書き方に工夫できそうですね。

f:id:amarui:20180626124640g:plain

desc: maruware Oscilloscope (stereo)

@init
bufL = 0;
bufR = srate;
bufposW = 0;
buflength = srate * 0.025;

@sample
s0 = spl0;
s1 = spl1;
bufL[bufposW] = s0;
bufR[bufposW] = s1;
bufposW = bufposW + 1 ;
bufposW > buflength ? bufposW = 0;

@gfx 480 480
gfx_r = 0.4;
gfx_g = 0.4;
gfx_b = 0.4;
gfx_x = 0;
gfx_y = 0;
gfx_lineto(gfx_w/2, gfx_h/2, 1);
gfx_lineto(gfx_w, 0, 0);
gfx_x = gfx_w/2;
gfx_y = 0;
gfx_lineto(gfx_w/2, gfx_h, 1);
gfx_x = 0;
gfx_y = gfx_h/2;
gfx_lineto(gfx_w, gfx_h/2, 1);

gfx_r = 0.7;
gfx_g = 1.0;
gfx_b = 0.4;
gfx_x = gfx_w / 2;
gfx_y = gfx_h / 2;
n = 0;
while (n < buflength) (
  bx = -0.5 * bufL[n] + 0.5 * bufR[n];
  by = -0.5 * bufL[n] - 0.5 * bufR[n];
  px = (bx + 1.0) * gfx_w / 2;
  py = (by + 1.0) * gfx_h / 2;
  gfx_lineto(px, py, 1);
  n += 1;
);

PinkTSP信号をJuliaで作る

Julia言語でPinkTSP信号を作るプログラムを書いた。とは言っても、以前書いたMatlabのものをそのまま移植しただけ。そもそも参考にしたのは以下の文献。

  • 藤本卓也. “低域バンドでのSN比改善を目的としたTSP信号に関する検討.” 日本音響学会研究発表会講演論文集, pp.433–432. 1999年9月.
  • 守谷直也, 金田豊. “Logarithmic TSP 信号を用いた高調波歪の検討.” 日本音響学会研究発表会講演論文集, pp.637–638. 2004年3月.

最低でも2秒間の信号(4回の同期加算)を44100Hz/16bitで欲しいときには

julia> pinktsp_generate(2.0, 44100, 16, 4);

とすると、pinktsp_2972msec_44100Hz_16bits_4times.wavというファイルができる。1回あたりの信号長は2秒よりも長い2の累乗の長さになるようにしてあるので、結果として217÷44100=2.972秒となる(2の累乗の信号長にしておくとFFTが効率よく使えるので)。掃引方向を上向きにしたり(上記守谷文献参照)、スピーカ再生時にクリックノイズが出ないようにしたり、実務上の理由によりオリジナルの藤本文献とは違うことをいくつかしている。

f:id:amarui:20180513145808p:plain

この信号を使って録音したものをインパルス応答に戻すプログラムはまだ書いてない。また後日、時間があるときに。

コードは以下。

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本日の給油

給油日 オドメーター (km) 給油量 (L) 単価 (円/L) 燃費 (km/L) 距離単価 (円/km)
2017-03-18 8559.6 2.76 125.72 45.94 2.74
2017-04-29 8703.9 2.77 127.80 52.09 2.45
2017-04-29 8905.9 3.21 128.97 62.93 2.05
2017-04-30 9032.5 2.20 131.82 57.55 2.29
2017-05-01 9190.3 2.70 127.04 58.44 2.17
2017-05-01 9325.7 2.52 128.97 53.73 2.40
2017-05-01 9469.7 2.17 129.03 66.36 1.94
2017-05-02 9625.3 3.71 133.96 41.94 3.19
2017-05-02 9787.8 2.81 125.98 57.83 2.18
2017-09-15 10004.7 3.09 123.96 53.03 2.34
2017-10-04 10152.2 2.08 125.96 70.91 1.78
2017-10-18 10314.9 3.42 125.73 47.57 2.64
2018-05-05 10499.5 3.18 137.74 58.05 2.37

実に半年ぶりの給油。乗ってなかったのだなぁ。去年の同時期から1年間で1,000 kmも走ってない。

DSP.jlに対応した低域フィルタ

引き続きJuliaネタです。前回は、Bristow-JohnsonのパラメトリックEQを自作のfreqz関数で可視化してみました。

marui.hatenablog.com

ただ、プログラミング言語を使う際には長いものには巻かれておいたほうが良いので、Juliaのエコシステムで言及されているJuliaDSPに対応したものに更新したいと思います。フィルタ設計などで特に使うのはDSP.jlです。

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