AES119 4日目

午後のPsychoacousticsセッションでは自分の発表がありました。例のごとく多くの人々は最終日には来なかったりするので、それほど多くの参加者はいませんでしたが、いくつか質問を受けることができました。Nick Zacharovの「設問に挙げられた共通形容詞対を被験者はどれほど理解していたのか・・・個人個人にあわせた形容詞対を設定するのがいいのでは」という質問/意見は参考になりました。(備忘:Generalized Procrustes Analysisについて調べること)

セッション後にはNHKの深田さんのマルチチャンネル・レコーディングを聞くというセッションにちょっとだけ顔を出し、Sungyoungと一緒にホテルに戻りました。Sungyoungの友達で、ニューアークにあるWBGOというジャズ専門のラジオ局で働くYujingがコンサートのチケットを無料で手配できるかもしれないというのに期待しつつ、韓国人街に行って餃子専門店で軽く夕飯を食べました。コンサートのチケットは無事に手配できたという連絡を受け、カーネギーホールの(おそらく)チーフ・レコーディング・エンジニアからチケットを受け取りに行きました。この人はMcGillのSound Recording AreaのWeaslawとポーランドのレコーディング学校のほぼ同期で、一緒に仕事をしたこともあるとか。チケットはDress Circleという階の椅子席で、場所は良くなかったものの、そのほかはカーネギーホールにボストン・シンフォニーにレヴァイン指揮という好条件。演奏された曲の作曲者が二人会場にいたというのもすごいことでしたが、演奏がすばらしくて拍手やかけ声が鳴りやまず、作曲者たちも嬉しそうでした。カメラを持って行くのを忘れたのが心残り。

その後、また韓国人街に行って、韓国焼酎と肴を手に入れて、ホテルの部屋で乾杯。