子供のころ、家族で高速道路を使って遠出をするときには、僕には車の脇の路肩を高速で駆けている人が見えていた。いま思えば彼はイマジナリーフレンドで、乗り物酔いしやすい僕が落ち着いていられるよう、そして退屈な移動時間が少しでも楽しくなるようしてくれていたんだろう。
子供のころの僕に見えていたイマジナリーフレンドをGoogle Veoに描いてもらった。(画像の粗さは、MP4で生成されたファイルをffmpegでGIFアニメに変換したのが原因。生成された元動画はもっときれい)
anonymous guy resembling a superhero smiles at a Japanese boy sitting in the backseat as he runs alongside the car window

こんなにはっきりと顔は見えなかったし、全身タイツでペプシマンのような存在だったけど、雰囲気は出てる。ただ、プロンプトを変えて後部座席に座らせようとしても少年は運転席か助手席に乗ってしまうし、シートベルトも装着してくれなかった。あと、走るおじさんが車に近すぎる。こわいよ。
ちなみに変換に使ったffmpegへの指令は以下の通り。MP4→GIFも簡単に作れて便利ね〜。
$ ffmpeg -i input.mp4 -vf "scale=640:-1" output.gif