ウェブメール

ウェブメールが便利だとアンケートに答えた人は75%に上ると言います。ウェブメールは確かに便利。世界中どこにいても、WWWアクセスさえあれば自分のところに届いているメールが確認できるのだから。Hotmailがサービスを開始した頃からアカウントをとって使っていましたが、いまだに僕は積極的にウェブメールを活用する気にはなれません。その理由について少し考えてみました。

1)メールのメッセージそのものが自分のマシン内に入っていないこと
やはりメッセージは自分に対して届けられたものなので、どこかのサーバーの中に入っているよりも、自分のマシンの中に入っている方が安心できるのです。いつウェブメールのサービスが終了するかも分からないし、メール容量の上限は決められているし。容量に関しては、ひとり1GBとか2GBとかまでもらえるサービスも出てきました。ここ5年ほどの僕のメールのやり取りは500MBくらいだったので、2GBあればある程度は十分。でもやっぱり「どこかに保管されている」というのには違和感を感じます。
2)アドレスとクライアントソフトが結びついていること
僕は複数のメールアドレスを使い分けていますが、使っているクライアントソフトはひとつです。ところが現在のウェブメールではHotmailのアドレスを使うときはHotmailのクライアントを使わないといけません。Yahooでもgmailでも同じだと思います。あ、これは自分の指定したPOPやSMTPサーバーが使えるようなウェブ上で動くクライアントを開発すればいいだけなんですね。セキュリティがちょっと心配だけど、誰かやらないかなぁ。
3)その他
上記とも関連するんですが、メールサービス提供者がメールを読んでいるかもしれないのが不安です。専用クライアントを使わないといけないのでPGPメールにするのも面倒だし。
あと、メールの文字エンコードをうまく認識してくれない場合があるのも不満です。もうちょっときちんとJISとかUnicodeとかに対応してくれっての。メールの規格が多言語用に作られたものじゃないみたいだからしょうがないのかな。

他力本願だけど、ここらへんのことを解決してもらえないかなぁ。.Macあたりが解決してくれれば喜んで年会費払って会員になるよ。