Perry Cook

Perry Cookが講演しにきました。講演といっても、小講義室で授業をするような感じなんですが。Perry Cookは、StanfordでJulious O. Smithに学んでPrincetonに行った人で、Synthesis Toolkitの開発者でもあります。PrincetonでPerry Cookに学んだGary Scavoneという人(これもSTKの開発者)がMcGillに居るので、そのコネで呼んだらしいです。講演内容は「人間の声を作る機械」について。古くは話をする石像(壁の後に人間が隠れていた!)から、最近のヤマハVocaloid(歌声シンセサイザー)まで。いろいろな種類の音合成の解説なんかも。

外部の人が来て話をするというのが毎週おこなわれているんですが、最先端の研究者の話を聞くとやはり刺激されて、自分の研究に熱が入ります。会津大学のようなのんびりした環境は外界の刺激に邪魔されなくてマイペースに動けるという点ではいいんですが、刺激が少なすぎるのが難点でした。僕みたいな修行中の人間は刺激が多くて忙しすぎるくらいの方がいいみたいです。