iTunesにはspatializer機能が付いています。再生時に音を拡げてくれる、疑似サラウンドみたいなやつです。同様のテクノロジーはWindows版のWindows Media Playerにも入っていて、そっちはSRSの技術を使ってるのがロゴから分かります。自分の研究分野に通じるものなので、iTunesが使っている技術もどこの誰が作ったものなのか知りたかったんですが、ヒントがあまりありませんでした。
iPodには疑似サラウンド機能が付いていないのを思い出して、iPodとiTunesのアバウト画面を見てみました。技術供与している企業の著作権表示を見比べてみたわけです。そうしたら、iTunesにはDolby社の名前があり、iPodにはありませんでした。昔から多チャンネルだったり疑似サラウンドだったりに積極的なDolby社なので、iTunesへの技術供与もあり得ます。