LaTeXは印刷物を作ったりPDF化したりするにはかなり使い勝手が良いんですが、いかんせんHTML化する段階になると困ってしまうことが多いです。そこで、DocBookをいじってみたいと思い立ちました。ただ、DocBookは準備がいろいろと面倒で、どこから手を付けて良いのか分かりませんし、XSLTとかDSSSLとかの略語が多すぎて困ってしまいます。XalanとかSaxonとかxsltprocとか、処理系がいろいろあるのも嬉しい反面どれを使って良いのか分からなくなります。
と、そんなとき、自分のホームディレクトリの整理をしていたら「docbook2html.sh」というファイルを見つけました。中身は以下の通り。
#!/bin/sh BASEDIR=/usr/local XSLDIR=$BASEDIR/docbook-xsl XMLDIR=$BASEDIR/docbook-xml export SGML_CATALOG_FILES=$XMLDIR/catalog.xml xsltproc \ --output $1.html \ --catalogs \ --timing \ $1.xsl \ $1.xml
どうやら過去の自分は、このファイルを使ってDocBookの変換を行っていたようです。タイムスタンプから判断すると2005年12月25日が作成日。クリスマスに僕は何をしていたんでしょう。それをすっかり忘れている僕は何をしているんでしょう。
とりあえずxsltprocを使ってDocBookの変換を行っていたことが分かったので、xsltprocのダウンロード&インストールからです。