紙の大きさの標準

日本ではA4やB5などが主流サイズです。学生が使うノートはまだB5が多いみたいですし、官公庁の正式サイズはA4に統一されたようです。そのAサイズやBサイズってなんなんだ?とだいぶ前に思って調べたことがあります。どちらも最大サイズはA0とB0というようにゼロで始まります。それの長辺が半分になるように二等分したものがA1とB1。そのまた半分がA2とB2です。で、もともとのA0は面積が1 m2でB0は面積が1.5 m2なんだそうです。短辺と長辺の比は1:√2だとか。

それに対してレターサイズは8.5×11インチだしリーガルサイズは8.5×14インチ。どういう基準でこうなったのやら。これらの紙の重さで「20ポンドのボンド紙」と言うときは17×22インチの紙(レターサイズ4枚ぶん)500枚を計った時の重さを使っているみたいですが、メトリックシステムを使うAやBの場合は基準としてg/m2を使うようです。

ちなみにAサイズはISO 216で定められていて、国際標準になっています。先進国の中でレターサイズやリーガルサイズを使っているのはアメリカ、カナダ、それにメキシコの一部だけだとか。はやくみんなISO規格にしようよー。