ゴキブリが操縦者となっているロボットの開発が行われています。そのページにアクセスするといきなりゴキブリのアップ画像が表示されるので、気をつけてくださいね。僕はかなり驚きました。
ピンポン球の上に押しつけられたゴキブリがその上で歩こうと脚を動かすと、ピンポン球の回転をトラックボールのように検出して、それを動力に伝えるのです。サーカスに出てくる玉乗りのクマみたいなかんじですが、ゴキブリの動きを車輪に伝える部分がコンピュータ制御されていて、ちょっとした犬くらいの大きさのロボット(というか自走するアルミ枠)が走ります。ただ、その状態だとゴキブリは自分の触角や視覚が使えないので、ランダムな方向に走って障害物にぶつかることもしばしば。ゴキブリの目の前に配置されたLEDを光らせることによって、進む方向を変えさせることができるようになっています。
「マトリックス」「ターミネーター」みたいなロボットが支配する世界と「人類が死滅したあとにはゴキブリの世界が来る論」の融合を想像してしまいました。この研究はクローン胚研究と同じくらい中止してもらいたい研究だなぁ。