10月にニューヨークで開催される学会用の論文を提出したので、また研究と実験だけに戻れます。論文を書くのはどうしても苦手です。
さて、先日のエントリに関連して、両耳間相関係数をできるだけゼロに近づけられるような信号処理方法を模索しています。クリティカル・バンドごとに位相をいじってやればいいじゃんと思いついて実装してみました。うふふ、音があっちこっち行っていいかんじ、と喜んでいたのですが、他の用事で論文を探していたら、半年前の学会で同じ手法が発表されてました。ちょっとだけ遅かった・・・。
でも方向は間違ってないようなので、もうひとつあるアイディアを試してみます。これが完成したら、学会では音響心理セッションじゃなくて信号処理セッションで発表することになるのかな? これは、来年5月のパリと6月のモントリオールの二カ所に出したい、と思っています。がんばらねば。