バンフ・センター 5日目

実験準備が整い、音楽家たちとも顔なじみになり、朝イチで音楽家たちのボイスメッセージにも「実験やるでよ、参加者募集中でよ」というメッセージを入れてもらいました。掲示板にも時間予約用の紙を貼り、準備完了。これでほとんどの人が「実験をやっている」ということは知っている状態になったのですが、おそらく自発的に来る人は少ないだろうと思うので、あとは一人一人に「いつあいてる?」と声をかけてまわらないといけません。

午後のコンサートに行ってきました。ロシアから来ているピアニストがBach、Ravel、Fuksmanの曲を弾いたのですが、こんなバッハは初めて聞きました。このピアニスト、まるでラフマニノフを弾くようにバッハを弾いちゃうのです。幅広いダイナミクスや音色を得るために弱音ペダルを使ったりしちゃうのです。グレン・グールドのバッハばかり聞いている僕には刺激が強くてビックリしましたよ。ある意味ロックなバッハでした。