The Economistの記事によるとロボットによる初の犠牲者は日本人だったのでした。その記事はアシモフのロボット三原則を紹介し、現実世界ではいかにこの三原則が守られていないか(守ることができないか)、セキュリティ、セーフティ、セックスの三つの側面が心配されていることなどが書かれています。
僕はアイ・ロボットというと、小説中に出てくるロボット最大手のU.S.Robotics社を思い出します。同じ名前を持つ会社が現実世界にもあり、一時はPalmの開発・販売を行っていました。似たようなフィクションとノンフィクションの関係にある会社にオノ・センダイ社があります。これはウィリアム・ギブソン「ニューロマンサー」に出てくる会社で、サイバーデックと呼ばれる機器を開発・販売する財閥でした。街のいたるところに公衆サイバーデックがあり、どこでもサイバースペースに没入できたのです。現実世界のオノ・センダイ社は、ヘッドマウント・ディスプレイを開発していた会社です。ギブソンにちゃんと許可をもらって名前をつけたのだそうです。そういうベンチャー作ったこともあったよ、もうつぶれちゃったけどねー・・・とM先生が言ってました。