MIT全教員の論文がオープンアクセス

MIT全教員の学術論文が無料でアクセスできるようになりました。自分が過去に書いた論文なんかは全部公開してしまいたいんですが、頒布権が学会に属しているものもあるので、なかなかうまくいきません。僕の分野の学会で言えば、Acoustical Society of America (ASA)Association for Computing Machinery (ACM)Institute of Electrical and Electronics Engineers (IEEE)は自分のウェブスペースで公開してしまってOK。Audio Engineering Society (AES)はおそらくダメ。日本だと電子情報通信学会はOKみたいです。

でも僕の職場ではこういうことには縁遠いかも。「油画科の先生の作品にJPGでオープンアクセス」「バロック声楽の作品にMP3でオープンアクセス」って、技術的には非常に簡単ではあるんだけど、(芸術ではcitingのルールが明確じゃないような気がするので)学術論文と同じように扱っていいものかどうか。