プログラミング言語の乱立は今に始まったことじゃない

本屋に行ったら、GroovyだのHaskellだのErlangだの、よく分からないプログラミング言語が増えているような印象を受けますよね。そういえば、10年前にはJavaが出てきたくらいで、C#Rubyも無かったような(少なくとも一般的ではなかったような)感じがします。最近になってプログラミング言語が増えてきたのでしょうか?

昔のCマガジンに「フリーで使えるプログラミング言語」という特集記事があり、そこではABC、Ada、APL、ASpecT、assembly、AWKBASIC、BCPL、Bertland、C、Concurrent C、C++、CLU、COCKTAIL、Dylan、Erlang、Forth、Fortran、Ghostscript、Gofer、Haskell、Hope、Icon、INTERCAL、J、Janus、Lex、LIMINA、Lisp、Logo、M4、ML、NESL、OPS5、Pascal、PCCTS、Perl、PRECC、PrologPython、Q、Russell、Sather、Scheme、SELF、SR、SmalltalkYACCが掲載されていました。たしか1990年代中頃の記事だったと思うのですが、その当時からErlangHaskellPythonがあるのにビックリ。だってJava以前ですよ。しかもCOCKTAIL、Lex、YACCみたいなプログラミング言語かどうか若干怪しいものも入っています。

当時Appleが開発をしていたDylanは、Schemeっぽい文法からPascalっぽい文法に変化しつつあるときでした。誰がObjective-Cに鞍替えするなんて想像したでしょうね。