音の密度・再訪

AES120Parisも来週に迫ったので、最新の音楽音響業界の情報や音を仕入れておこうと思って、久しぶりにRolandKorgのサイトに行ってみたんです。で、ある意味びっくりしました。5年前から音が変化していません。もしかしたら10年くらい同じままなのかも。僕が聞いた事のあるような音がそのままでした。良い意味で音が変化していないのならいいんですが、音の輪郭の弱さや荒さや不自然さなんかもそのまま残っています。同じようにNative Instrumentの音もそれなりでした。インターフェイス部分は進化していますし、新しいアイディアの詰まった楽器が出てきてはいるんですが・・・。

ArturiaAccessなんかもチェックしてみましたが、これらは密度のあるずっしりとした音を聞かせてくれました。MP3圧縮のせいで高音域の確認が難しいのですが、おそらくエイリアシングの処理が上手なんだと思います。エイリアシングを発生させないか、発生させてもそれを音色の一部として使ってしまっているんでしょう。